沖縄二日目三日目四日目

書き忘れてた。この期間内は、研究会でした。

沖縄二日目三日目四日目は以下のとおり

研究会始まり

よくまとまらないことを承知で書いてみました。取りこぼし大ありなのであまり参考にはならずですが。
この研究会はクローズドなものなのかよくわからないので、おおっぴらには書かずにまとめておく。

講演とパネルディスカッション

講演を聴きます。インフラ、省の方、ISP側、ハード側、サービス(ソフト)側のそれぞれの講演、というか意見にも聞こえるけど。
それぞれおもしろい。簡単な言葉で申し訳ないけど。ただの学生には情報量が多すぎてつらい部分が会ったけど、わかりやすかったし、ISP側が出されていた生のデータを見られたのはよかった。貴重です。

どの業界も悩んでるんだなーとも思う。当然といえばそうですが、エンドユーザーにはそんなものを見せられないのがよくわかる。(だからこそ今頃苦しんでしまうのかもしれない)
問題点は簡単にいえば、トラフィックが裁けなくてつらいところにあるようで、コストに見合わないらしい。
現状は、P2Pも占めてるけど、動画共有などの比較的リッチなコンテンツが出始めてきてるし、どんどんトラフィックは増えていくだろうと。
これも、インターネットによる多様性からの創出だろうなあと思う。だからこその弊害というものかとも。
解決策をいろんな観点から出されていた。直接ユーザーから一定の負荷から先はお支払いいただくとか、
個人的には、お金払うのは賛成でした。
でも、それも短期的な対策。いずれは回らなくなるから、その前に技術革新がこないとつらいと。


今のネットワークは、インターネットと聞くと、3層を境にきっぱり分けられている状態っぽいです。で、今は比較的上位層が負荷かけ過ぎて下位層がつらいとか。(儲かってないという話)
中立の話になるわけですが、下位は「土管」でないといけないのかと嘆く一方、上位も対応したいけど技術問題もあれば国による固有の問題もあるようです。
技術問題は、不正なパケットや攻撃性のあるパケット
上位も下位も相互に必要ですから、協力姿勢を強めて、新たな技術を作らないといけないだろうとでした。


一番大事なのはユーザーです。で、最近のユーザーは求めるレベルが高いようで、
そもそもの前提が崩れてしまっているところがあるようで。
インターネットはつなぐことが目的で安定性は二の次。その前提で最善を尽くすのがベストエフォートとしてやっているだけあって、そろそろインターネットの枠組みでは限界じゃないかともいわれています。んー聞いたところではそうだなとも思いますし。
そういうのも、すでにインターネットのサービスには依存していて、ネットにつながらないだけでつらい人もいるし、より高度(とはいえないかもしれないけど、リアルよりはやりやすい)なコミュニケーションも一端を担っている。
そんな状態で急に使えなくなると、文句も不安も出てきます。みんな安定性も知らずと追い求めていたのです。便利になるとそれがいつでも使えることを望むものですし。


インターネットをインフラととらえている人も多いと思いますし僕もそう思っていましたが、インフラと誇れるレベルでないと業界の方は一致しているようでした。
ここまで聞くと、ユーザーに期待を持たせすぎる販売方法とかも問題じゃないのかなとも一つ。誇大広告でいくつか問題になっていましたが、本当はもっとひどいのかもしれません。 ああ、別に悲観的に思っているわけではないですが、聞き方次第ではそうもとれるかなとも思いましたので。


というわけで、講演とパネルディスカッションが終わりました。皆さんお疲れ様でした。
一学生が、普通では聴けない講演と、パネルディスカッションに参加できてよい体験が出来ました。ありがとうございます。

2009/03/08 12:53:33, 2009/03/08 23:23:41

ふと思ったのですが、ネットワークは土管言うのはインフラだけではないですね。
アプリケーションも土管です。コミュニケーションのつながりから言うと。だからサービスもひっくるめると、すでにCGMが進んだ世の中であってインターネットの主役はやっぱりユーザです。(当然指摘はしていましたが)
クリエイターが考えるべきことと同じで、ユーザの観点からの話も入らないとだめな気がしてきて(ry

二日目、研究会一日目の懇親会

常識の範囲内で食べたんだからね。(って何を言ってるんだ・・・
オリオンビールを飲んでみましたが、おいしかったです。独特な癖が雰囲気を出しています。
あと料理は本当においしかった。食べ過ぎた。

三日目、研究会二日目、三日目の一般研究会

参加させてもらったセッションは、比較的和やかでした。ただ内容は高度で理解仕切れずにこぼしまくりましたが。ああすごい。
研究の参考にと考えていましたが、自分の研究のやり方についての参考になるものもありました。評価の仕方は数値ならこうやるとかとかね。