ダークナイトを見てきた

映画っていったら、キングコングバットマンとスーパーマン。親父さんはそういいます。
その影響もあってか、幼いころからバットマンシリーズは何かと見たりチェックしたりしてきたのですが
今回公開になった最新作、ダークナイトもばっちり見てきました。

ネタばれしない程度に感想

ジョーカーはとにかく怖かった。あの普通の人じゃ考えられない恐怖を飄々とやってのける。シビレルッってレベルじゃなかった。
極悪なんて言葉じゃ片付けられないぐらい、なんというか、ジョーカーにとっては人の恐怖を楽しんで、自分に対しての恐怖すら楽しむ。恐怖=楽しみとしか思えない。
そんなジョーカーに警察もバットマンも市民も振り回されるわけです。それを2時間半もやってのける監督も役者もすごい。
この恐怖はとてもリアルでした。現実感がないリアルです。ありそうで絶対にありえない。と思いたいぐらい。
これは見世物で、こんなこともありえるんじゃねって提案だと思いますが、リアルすぎてありえそうに見える。けど怖すぎて否定したいぐらいの。なんかよくまとまりませんが。
ああこれって映画でホッとできる。けど怖い
そういえば、この恐怖は非難を浴びているらしいですね。よくわかります。子供なんかにあれは見せちゃだめだろとか思いましたよ。現実と境目が見えない子供には早すぎる。
なによりも、突発的に起こる恐怖は、予想以上の出来でした。平然と市民を巻き込んで陥れる。てかホラーですよこれは。


バットマンシリーズは、何かとかっこよく決めて、きれいに終わるのが今まででしたが、新鋭バットマンは、何より後味のスッキリさはない、きれいに終われない。でもものすごく印象に残るつくりなのでしょう。
バットマンは、その防ぎようのない悪に大して、確かにひとつの答えを残していきました。それがかっこいいといえばそう思えない。でもとても印象的です。
正義と悪って、そんな二つに分かれたものではないとまじまじと考えさせられる、実に人間の社会を映し出した映画でした。

明日はポニョってきます

明日はポニョを見てきます。小さいお子さんたちとぽにょってきます。
果たして次世代のトトロとなるのでしょうかと、今から楽しみです。