iPod以外のプレーヤーをiTunesで使うためのソフト、iTunes Agentを使ってみた。

最近Podcast管理はiTunesでやっています。ちょっと重いけど、まぁ総合管理ソフトはひとつがいいなーと思っていまして。
通常、iTunesiPod以外のプレーヤーには転送させることができないようですが、D&Dでファイルの追加が可能なプレーヤーだと、iTunes Agentというソフトを使うことで転送ができるらしい。
僕の持ってるのはSo903i、携帯電話についてるプレーヤーとしては珍しく、MP3が対応したもので、D&Dでのファイルの追加も可能なやつです。
ソニーエリクソンの携帯はSonicStageCPを使って管理転送するのですが、プレーヤー自体を接続しないとと認識してくれず、FOMA携帯のUSB1.1なので転送が遅いです。USB2.0対応なSDカードリーダーが使えればなーと思ってたところでして。
このソフトだとUSBマスストレージデバイス(というかwindows標準で読み書きできるドライブ)なら何でもOKのようで、まさにこのソフトにぴったりでして、早速使ってみました。

注意書き

今回利用したソフトのVersionは1.2です。 いろいろ情報を探してみたけどこのVersionに対応した説明がなかったので書き留め。1.2では、新しい設定項目が追加されていましたので。
なお、通常のiPodの同期と違う点ですが、ファイルを転送するときはiTunes側を対象としたミラーリングと同じのようで、デバイス側にしかないファイルはiTunes側には転送されたりしないのでご注意。試す前にバックアップを取るとよいです。

設定方法

設定は、タスクアイコン(通知領域のアイコン)を右クリック、Preferencesを選択
まず、Newボタンで新規デバイスの設定を作成

設定項目の説明

  • Name:名前。適当にデバイス名とか
  • Synchonize pattern :面倒なんで窓の森から引用(丸投げ)

 楽曲の転送パターンは3とおりで、1つ目は“\アーティスト名\アルバム名”といった構造のフォルダを作り、“アルバム名”フォルダに楽曲ファイルを転送する“iTunes”設定。2つ目は、アーティスト名とアルバム名をつなげた名前のフォルダを作成し、そのなかへ楽曲を転送する“Artist Folder”設定。3つ目はフォルダを新たに作成せず、楽曲ファイルをアーティスト名とアルバム名をつなげた名前にリネームして転送する“Flat”設定。利用するポータブル音楽プレイヤーに応じて転送パターンを選ぼう。

窓の杜 - 【NEWS】「iTunes」からUSBメモリタイプの音楽プレイヤーへ楽曲を転送「iTunes Agent」
  • Music folder:転送させたいデバイスのフォルダパスを入力
  • Recofnize By folder/file:転送させたいデバイスを認識させるために、デバイスにあるフォルダやファイルのパスを設定、1.2以下のVersionだと、ドライブレターを抜いたパスの前にフォルダなら「D:」ファイルなら「F:」とつけないといけなかったようですが、1.2だとドライブレターを抜いたパスだけでいいようです。
  • Associate with playlist:iTunes Agentをインストールすると、iTunesの左ペインにMy Devicesというフォルダが表示されています。通常はこのフォルダを選択すればよいです。フォルダは名前が変更可能で、名前を変更したら、この設定項目で常々設定しないと認識しません。1.2以下のVersionだとプレイリストにデバイスの名前が表示されていたようですが、1.2だとフォルダが追加されるようで、これによって複数のプレイリストを管理することが可能のようです。

最後にSaveボタンを押してCloseで設定終わり。
後はフォルダに、デバイスへ転送させたいプレイリストを追加してやればいいだけ。
プレーヤーへの転送の仕方ですが、タスクアイコンの右クリックから、「Syncronize device」を選択してやるとすぐに転送開始します。


ということで、iTunesで管理可能になったわけで、プレイリストやら再設定して楽しんでます。
iPod持ちじゃないけどiTunesを使ってる珍しい人にはまさにありがたいソフトですね。管理転送ソフトはひとつが一番です。
最近30分と馬鹿でかいPodcastOTTAVAのCaffeシリーズ)を聞くことが多いので、転送もUSB2.0ならすばやくてストレスもないです。良好良好。