XpanD方式でアニメ映画を見てきた

XpanDでトイ・ストーリー3を堪能

というわけで、見に行ってきたトイ・ストーリー3は3Dでしたが、自分自身3Dで映画を見る事は初めてで、体験談を別エントリに下の以下の内容です。
トイ・ストーリー3についてはこちらより。

トイ・ストーリー3を見てきました - Mattari Diary

3Dは思った以上に良かったけど

近場の映画館では選択しはひとつしかなくて、方式としてはXpanDというものだそうです。いわゆる液晶フィルター方式というものです。スクリーンに右目左目の映像が交互に流され、メガネが制御して立体視出来る仕組みです。
メガネがやたら重いので有名なこの方式、しかし通常の映画館の設備(ホワイトスクリーン方式)で上映が可能、3Dが見やすい人のことで、日本内で普及が進んでいるそうです。
3D見る分には悪くない方式人のことでメガネの重さは不安にしつつ見てきましたが、一応楽しんでみることができたかなーと。

メガネの改善が望まれる

3Dメガネは予想通りの重さで、普通のメガネを使っている人は苦労しそうです。
自分が使っているメガネはメタルフレームのもので、鼻あてであるパッドに3Dメガネの重さがピンポイントに掛かりかなり不快。重さ自体はそんなでも無いのにそこに理由があったようで。
3Dメガネ自体は大きいもので、メガネをかけたままで使うこと自体は出来ます。痛いですけど。ズレ落ちることはありませんでした。(そのおかげで痛さは持続)
本体を見てみると、テンプルに引っ掛けられそうな突起があったので頑張ってひっかけてみると鼻の痛さはずいぶん解消しますが、そのような設計でないのかすぐにズレたりで当てにはなりません。
構造の軽量化はもちろんのこと、メガネ利用者を想定した設計になっていればなあと。なにより3D映画と人のインターフェイスはメガネです。これが快適になればなあと、望むばかり。


映像としてはかなりくっきり表しているように見えました。立体感もよく感じるし、目線が色々変わっても問題なく見れます。
明るさが足りない指摘は、最初からかけ続けてみている場合は気にあることは無いと感じます。実際に裸眼で見ると確かに暗くなっていることはわかりますが、そんなに悪くはないかと。
IRセンサーを隠してしまうと機能しなくなるので、そこだけ注意だけすれば快適に見れると思います。
メガネ利用者の人は鼻あてがないセルメガネか、コンタクトを使うと良い人のことを聞きました。それに習うのが良いかと思います。
セルメガネ - Google 検索



さて、本便の前に同時上映としてデイ&ナイト(Wikipedia)を最初に見ていました。Wikipediaによると3Dと2Dを合わせた映画ということらしいです。
これがディズニー、ピクサーの3Dのデモンストレーションというべきでしょうか。3Dを全てに使ったわけないらしいですが、あれ立体なのかな?と考えたりするシーンが面白くて不思議な感覚を持つ映像でした。


トイ・ストーリー内では、それほ立体視して面白い部分はあまりありませんでした。確かに3Dでしたが、ストーリ的に目立つ仕掛けは作れないのかな。

  • 追記:パンフレット->Wikipediaより、おもちゃ目線を意識しての表現だそうです。その点からすると、3Dでの表現の拡大は実写だけじゃないんだなと関心しました。

3Dが普及してこないと仕掛けを入れても見てくれない事が多いかもしれませんし。
ともあれ、初めて3D映画の体験は満足できるものでした。まだ実写系は見ていませんが、今後が楽しみです。