Foobar 2000 v0.9.5 beta を試しに使う。〜DefaultUIをいじり倒すの巻〜

mp3、AACはおろか、APEなんかの可逆圧縮フォーマットも扱える。Foobar2000ですが、いつの間にか新しいバージョンが出ていたようです。ベータですが。
早速どんなものかというと、英語だけどリリースノートがありますので参照してください。


Foobar 2000はコンポーネントの追加をすることで、UIを自由に変えることが出来ます。
僕も、最近ColumnsUIというコンポーネントで、オリジナルのインターフェイスを構築したばかりでした。

ですが、v0.9.5 beta では、標準のUI(DefaultUI)にもデザインを簡単に編集できるようになったようです。 早速作ってみました。

本体のダウンロード

v0.9.5 beta のダウンロードは以下から。ベータバージョンなので、何かあっても自己責任でどうぞ。


インストールはここを参考にしてください。

チュートリアル

まず、File−Preferences を開いて、DisplayーDecaule User Interface とツリーをたどると、以下のような画面が出てきます。(画面は日本語パッチ適応です)


最初から、ある程度のプリセットが入っているので、試してみましょう。
テーマの管理から、クイック設定をクリックします。ここでいくつかのレイアウトプリセットを試すことが出来ます。
Main Layoutは全体のUIの変更、ColorsはUIのカラー、Playlist Layoutは曲名が並ぶプレイリストのタグ項目のプリセットです。


このクイック設定からもいろいろ設定できますが、この面白いところはオリジナルにUIを設定できることです。早速やってみましょう。
先ほどのPreferences から、DisplayーDecaule User Interfaceを開いて、テーマの管理から"レイアウト編集モードを有効にする"のチェックボックスにチェックを入れます。
(また、メニューバーを右クリックしてLayout Editting Mode Toggleを表示させて、ボタンを押すことでも、編集モードを有効にできます。)


これで、メインウィンドウで自由にUIをいじること、エレメントの追加が出来ます。
早速、いろいろ追加してみましょう。 まず、クイック設定からMain Layoutの"Simple Playlist + Tabs"を選んでOKをクリック。
(次の画像はcolorを変更しています。)


さて、早速実習として、左にアルバムアート(ジャケット写真)エレメントを表示させて見ましょう。
まず、プレイリストのタブ周辺を右クリック。そうすると、洗濯されたエレメント薄い紫色のマスクがかかります。ここでは、全体のUIを選択したことになります。
次にサブメニューからReplace UI Element をクリック。 これでこのエレメントの変更が出来ますので、ContainersのSplitter(left/right)を選択、OKをクリック。


そうすると、右側に何もない空白、左側にプレイリスト(エレメント名では"Playlist View")が表示されたと思います。


Playlist Viewエレメントを右クリック。そうするとコンテキストメニューが出てくるので、Cut UI Element をクリック。これでPlaylist Viewエレメントを切り取りました。
次に右側の空白部分を右クリック、Paste UI Element をクリックすると、先ほど切り取ったPlaylist Viewエレメントが貼り付けされます。


サブメニューからReplace UI Elementを選択、"Playlist Tabs"を選択でOK。
これで、左側に、Playlist TabsとPlaylist Viewエレメントが表示されました。

こんな感じで、切り取り貼り付けができるのが面白いところです。

次に左の空白部分を右クリック、サブメニューからAdd a New UI Elementを選択。Selection InformationのAlbum Art Viewer を選択でOK。
これで、左側にアルバムアートを表示することが出来るようになりました。

チュートリアルおわり

後はいろいろ追加してみて、お気に入りのUIデザインをしてみてください。
ためしに作ってみた、僕のUIはこういった感じ。


リリースノートの参考画面から、ややパクリですが・・・ こういった風にもデザインできます。

気になったこと

・UI Elementの削除機能が存在しないらしい。
Replace UI Elementで読み込みなおせばいいようだけど、どうしても消したい場合はCut UI Element を利用して、Add...をすればよさそう。

最後に

まだBetaバージョンなので、自己責任でインストールしましょう。
今回のエントリーで何か問題がおきても責任はもてませんので。 以上。