いまさら雑誌のデザインのよさに感動した

久々に、雑誌を買いました。月刊ASCIIですよ。

で久々に見ましたよ。そしたらものすごく勘当しています。デザインがものすごく良いんですよ。
まず縦書きだということ。横書きでも見やすいのは見やすいけど、日本人にはこれがスタンダート何だろうと思う。
レイアウトもいい。文章を読むときに長ったらしい行(縦書きなら列)を呼んでしまうとつかれてしまうのだが、いい雑誌はそこがわかっているようで、適度にインデントして疲れないように考慮している。ありがたいものだ。
色のデザインもやはりいい。文字の見やすさもちゃんとしている。さすがは印刷業のやることだよなあと。
広告も良い。ページ見開きにでかでかと出ているけど、それを見るのも苦痛じゃない。メインコンテンツの箸休めとして十分機能している。


インターネットばかり見つづけてきた僕にとって、たまには雑誌もいいかな十持っていたらいい発見をしたなーと儲けた気分だった。

無限に広がるは本当にいいの?

最近のニュース系のページにしても、思うことはそれなりにある。
インターネットは変わった。広告がリアルタイムに挿入されてしまい、コンテンツを見ているのか広告を見ているのか境目がわからない状況。そしてどちらもデザインが良くなければ途端につまらなくなる。
表示の領域が広くなると、何でも詰め込みたくなるのはわからなくない。けど必要のない情報ばかり入れられて、見たかった情報を見る気もなくなる。
(まぁ僕の情報を丸飲みしてしまう正確で苦労しているという話だけど。Adblockを入れると結構改善します)
そこにチャンスはあるんだろうけど、何のためにメインコンテンツがあるんだろうって思うことがある。結局テレビと変わらずに広告重視となってしまうんだろうか。いやそれは表現の問題だろうなと思った。専念されていれば見たとしても自然に受け入れれる気がする。例えばカラーをメインコンテンツと統一するだけでもだいぶ変わるだろう。
雑誌は、ページの表示範囲が限られている。けど雑誌にはページをめくれるから、これを最大に活用して本内容も広告も綺麗に見せている。
インターネット(やブラウザの技術)によって、表現は無限に広がったと思う。けどルールなしの表現なんて所詮いたずら書き、毒にしかならないと思う。


ともかく、久々に雑誌を見たら感動してしまった。雑誌社が苦労しているけど、いいものを作ろうとしているものを感じた。
僕も表現の広さに溺れないでものを作っていきたいと思う。