国家の品格を読んでみた
- いってることがごちゃごちゃ、支離滅裂してるところもあった。
- 感情が出すぎな気がした。(=参考にできないというわけではない。
- 雰囲気はよい。(だから売れたかもしれない。
- 武士道を美徳し過ぎだと思う。(まだ勉強してないからわからんけど、悪い話もあります。
- 日本人が目指すべき部分の定義はあってると思う。(むしろ定義してくれないと目指すものはないし。
- 特に、美意識を持つことは大事だと感じた。
- amazonの評価の低い人たちは、日本を捨てたような考えを持つ人が多かったような気がする。ちょっと悲しかった
大方の感想としては、以上のとおり
本を読んで爽快感が味わえるのは演出が加わるので、当たり前のことです。
これについて語ることは無意味かと思います。
アメリカのやり方が嫌いな人にとってはこれは都合のよい警鐘本になるかもしれません。まぁ自分もその一人なんですが
だからというべきか、いってることは大方賛成できました。
最初にアメリカなどの市場原理主義を批判するのはまずいんじゃないかと思いましたが、警鐘本としてはスタンダートなやり方なので納得はできます。
なんにせよこれが売れる日本だから、今の日本は何を信ずるか,目指すかがわからない人がありふれている、といったところだと思いました。
なんだかんだいってますが、普通の人にはお勧めです。
品格の高い人にとっては、ただの説教です。参考にはしてあげましょうね。
- 作者: 藤原正彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/11/20
- メディア: 新書
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