Gimpで角丸でフェードのかかったコーナー画像の作り方
追記:2012/02/12
コメントでも言及していますが、この記事はgimp2の現行バージョン(v2.6.11、追記時の最新版)に対応していません。
v2.6.11の場合での補足させていただくと、
- ステップ4のドロップシャドウのメニューの位置は、メニューバーからフィルタ - 照明と投影内にあります
- ステップ7の「前景から透明に」は「描写色から透明」と同意です
記事本文
今回は、Gimpで角丸でフェードのかかったコーナー画像の作り方です。
どんなものかというと
こんなやつです。 かっこいいです。真似たいです。
ってことでここからサンプルをダウンロードして、真似てみましたので、手順なんかをメモっておきます。
Gimpで作ったわけですが、Photoshopでもほとんど同じようにできるかと思います。
手順
初期レイヤーの背景色は白で十分です。
1."短形領域の選択ボタン"で適当に横長な長方形を作る
これは普通に
2.メニュー>選択>角を丸める で角丸を作る
角丸にするために処理させます。
こういう画像は結構角丸がおおいので、これがデフォルトなのかもしれませんが、これをなくせば垂直(90℃)なカドができます。
数値はご自由に。小さいほうが、粗が見えないかもしれません。
3.メニュー>編集 にある"選択領域をストローク描写"で薄くて細い線を書く
ドロップシャドウで影をつけたときに、ちょっと見やすくする工夫のひとつです。
今回は、色は薄めの灰色。ストローク線は0.4pxでやりました。
4.ドロップシャドウをかける
GimpにはScript-Fuがあるので、このメニュー>影>ドロップシャドウ を選択
オフセットは、Xが2,Yが3 ぐらいにするといいです。
色は3.でストローク描写した線よりも少々濃い色にするといいです。
5.ドロップシャドウで作成されたレイヤーと背景レイヤーを統合させる
統合させて、ひとつにしておくってことです。
ストローク線と影とひとつにしておくことで、フェードを作るときの手間を省きます。
6."短形領域の選択ボタン"でフェードをかける領域を指定する
今回の場合、右と下に掛けます。フェードの長さとかは、ご自由にやってください。
7."グラデーションボタン"を使って、フェードを作る
まずは、前景色をレイヤーの背景色にします。今回の場合だと白です。
次に、グラデーションの種類を"前景から透明に"を選択。隣の反転をクリック。
そして、右の場合は、下から上へグラデーションを掛けます。 これでフェードがうまくできると思います。
8.短形選択で、いらない部分を削除
今回の場合、左上にある、あまった部分を消します。
これでそれっぽくなってきましたよ。
9.最後に、メニュー>画像>変換>時計回りに180度回転 で回転処理させる
10.終わり (゜д゜)ウマー